診療内容について(脳神経内科)|まひ・しびれ・ろれつが回らない(脳梗塞・脳血栓・脳出血)/めまい・ふらつき・嘔吐(脳梗塞・脳腫瘍・良性発作性頭位めまい症・メニエール病等)/頭痛(片頭痛[偏頭痛]・緊張型頭痛・群発頭痛・薬剤の使用過多による頭痛・くも膜下出血・脳腫瘍・その他の二次性頭痛)/物忘れ(アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・正常圧水頭症等)/眼瞼・顔面のけいれん(片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頸)/手足の筋肉がつっぱったり痺れる(筋萎縮性側索硬化症・重症筋無力症・多発性硬化症・上肢痙縮・下肢痙縮)/パーキンソン病・橋本脳症

診療内容

頭痛は専門医の受診をお勧めします

風邪を引いた時の頭痛、アイスクリームを食べた時の頭痛などからくも膜下出血脳出血・脳梗塞に伴う頭痛とそれは多岐にわたる疾患の症状です。専門的知識がなくて判断できる安全な頭痛は以前よりある頭痛で、内服をせずに日常生活が妨げられない程度のもののみです。それ以外の頭痛では専門医を受診してもらいたいと思っております。
頭痛についてはネット上で診断もできるくらい情報は広く開示されていますが頭痛の中には命の危険を伴う場合もあります。安易に一次性頭痛(緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛など命の危険がない頭痛)と自己判断はしないで欲しいと思います。

二次性頭痛の診断と治療に、そして一次性頭痛(緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛)の適切な診断と治療のために是非、専門医の外来受診をお勧めします。

危険な頭痛とその症状

危険な頭痛のワースト1は「くも膜下出血」です。「人生で経験したことのないような頭痛」と「雷が落ちたような頭痛⇒雷鳴頭痛(らいめいずつう)」に当てはまる頭痛の約八割がくも膜下出血の症状です。このような頭痛で来院された患者さんは要注意です。必ず頭部MRIかCT撮影をして出血の有無を見極めなければなりません。また頭痛などほとんど経験したことのないのに雷鳴頭痛を呈した場合は特に注意して頭部MRIやCTで異常がなくても髄液検査といって腰から針を刺して髄液をとることまでする必要がある場合があります。

発熱を伴う頭痛などは髄膜炎や脳膿瘍(のうのうよう)の場合があります。脳膿瘍は脳にばい菌による膿がたまる病気です。このタイプの頭痛はくも膜下出血と異なり頭痛が時間経過で強くなります。また感染症の特徴として夕方ひどくなり朝多少軽快することもあります。

後頭部がズキンズキンとするような頭痛の9割位は器質的原因のない後頭神経痛ですが他には椎骨動脈解離帯状疱疹ウイルスの感染や小脳脳幹部に腫瘍がある場合があります。椎骨動脈解離は椎骨という首の骨の中を流れる血管の壁が避ける病気で血管壁が外側に裂けるとくも膜下出血になり内側に裂けると脳梗塞を発症すると言われております。この病変を見つけるためには高磁場(1.5テスラ)のMRI装置が有効でありますが通常のMRIの撮影法では見逃すことがあったりするので当院のようにより専門的な撮影法ができる施設が望ましいと思います。

脳腫瘍の頭痛では起床時頭痛が特徴的です。人の脳は重力の関係で立位でいるより臥位でいる方が脳圧が高くなる傾向があります。脳腫瘍などの脳に占拠性病変があると脳圧亢進することにより頭痛が生じますが朝方など脳を臥位にしている時間が長くなると脳圧亢進症状が明確になり頭痛を呈して目覚めます。これが起床時頭痛です。しかし起床時頭痛は副鼻腔炎(蓄膿症)でも見られたり片頭痛や睡眠関連性頭痛でも見られたりしますので画像診断にたよる必要がでてきます。

他にも脳梗塞や脳出血による頭痛などが危険な頭痛として挙げられますがほぼ機序としては脳腫瘍の時の頭痛のように頭蓋内圧の亢進によるものか硬膜という脳を囲んでいる部位を直接刺激するためかのいずれかとなります。

*(頭痛 こわい頭痛とは?)当院ブログにも、こわい頭痛について書いております。

いままで経験したことがないようなものであれば軽い頭痛でもほっておかず一度は頭痛専門医に受診されることをおすすめします。

二次性頭痛について

脳梗塞・脳出血による頭痛

脳を囲む硬膜が刺激を受けるために出現します。硬膜に囲まれた脳内の圧が変化しなければ頭痛は起こらないことも多いです。まれに頭重感や頭の奥でジーンとしびれる感じを呈することがあります。薬により血流再開を試みたり開頭手術により血腫を抜き取ったりします。

くも膜下出血による頭痛*

ハンマーで殴られたような激しい痛みでガンガンする強い痛みが続くのが特徴です。人生で最悪の頭痛と表現されることも多いです。意識が朦朧となり、昏睡状態になることもあります。動脈瘤の破裂では出血量が多くなるので一刻も早く手術を受ける必要があります。

脳腫瘍による頭痛

頭痛の前にふらつきや意識障害、視覚・聴覚の異常、麻痺、嘔吐などの症状が現れることが多いです。頭痛が現れたときには腫瘍が大きくなっていることが多いです。

椎骨動脈解離による頭痛

後頭部の片側がずきずき痛むことがあります。頭痛が二週間ほど続いて脳梗塞を発症しバランスがとれなくなったり嘔吐を繰り返すことがあります。

慢性硬膜下血腫による頭痛

首を左右に振ったときなどに強い痛みを感じることがあります。重い感じがするだけのこともあります。また認知症のような症状が出る場合や歩行障害をきたすこともあります。じわりじわりと血腫ができることが多いので症状が出るまでに数ケ月かかることもあります。

高血圧による頭痛

重度の高血圧や、原発性アルドステロン症や褐色細胞腫で高血圧になっている場合などは、脈拍にあわせてズキズキするような痛みが起こることがあります。原因となっている病気、高血圧の治療が優先されます。

副鼻鼻腔炎による頭痛

主に前頭部や顔面に痛みを訴えます。眉間やほお骨を叩くと痛い場合もあります。鼻水、鼻づまりを呈することがあります。急性期には頭痛が出ることが多いですが慢性期には頭痛は生じにくくなります。

髄膜炎による頭痛

発熱と頭痛が主要な症状になることが多く風邪の症状に似ています。また風邪の症状から頭痛を呈し始めることもあります。吐き気や後頭部から首すじが硬くなる症状が出ることもあります。

帯状疱疹による頭痛

三叉神経領域に帯状疱疹が感染した場合は顔面の痛みとなり後頭神経部に罹患した場合は後頭神経痛になります。痛みはズキっズキっといったようにキリで突き刺さるようだったり脈拍に合わせてズキズキするようなものがあります。神経節に潜んだ帯状疱疹が免疫力が落ちた時に症状を呈するとされます。皮疹が痛みの後に出現するものもあり早期診断が難しい場合もあります。

側頭動脈炎による頭痛

こめかみにある動脈が膨れ、じくじく持続する痛みです。脈拍に合わせてスキズキすることもあります。微熱が続くことがしばしば見られます

緊張型頭痛について
ある日、クリニックに広島市から二時間も離れたところから60代の女性が旦那さんと娘さんと一緒に受診されました。私達の外来では初診患者さんには体の彼方此方の訴えについて問診票をお渡しますがその患者さんの訴えは頭痛と全身倦怠感のみでした。四年ほど前から頭痛がはじまり二年前より頭痛は毎日になりました。二年前からは毎年のように頭部MRIや頭部CTを近医で撮影されておりましたが受診するたびに緊張型頭痛あるいは原因不明とされておりました。

当院スタッフはその問診表に従いさらに細かい詳細を聞いていきました。起きた時から始まる頭痛で昼すぎには軽くなり夕方には酷くなり倦怠感も強くなるそうです。こめかみの部分の痛みであり肩こりは自覚されておりませんでした。嘔気なく音過敏なく光過敏もありません。やはり患者さんの訴えは頭痛と倦怠感のみです。この問診のみでは一次性頭痛(原因がない頭痛)として緊張型頭痛となることでしょう。

しかし、診察室に入ってきた数秒間で私はこの患者さんはパーキンソン病でありそのために筋緊張が出現して頭痛をきたすのではと直感しました。ご家族や本人か気に留めてなかった患者さんの微妙な顔貌の変化(仮面様顔貌といいます)と前傾姿勢と腕の振りの低下に気づきました。脳神経内科医を長年やっていると患者さんの表情や数秒の動作で診断できる疾患がいくつもあります。診察では全身所見をとった後に神経所見を見ました。やはりパーキンソン病です。患者さんと患者さんの家族は最初半信半疑でしたが私の説明を受けた後はご納得されました。抗パーキンソン病薬を内服することで2週間後の再診時にはまったく頭痛はなくなっておりました。ご家族も初診時には全く気づいてなかったことですが「表情が豊かになった」「動作が速くなった」など頭痛以外の症状がなくなったことにとても喜ばれておりました。

薬物乱用頭痛について(2014年頭痛学会より薬剤の使用過多による頭痛と改名されました)
薬物乱用頭痛とは市販薬や片頭痛の特効薬を飲み過ぎて出現する頭痛のことです。実は乱用などしてないのです。市販薬には一回2錠で一日に8錠までと書いております。それを月に15日以上飲んでしまうことが三ヶ月も続いてしまうと薬物乱用頭痛になるわけです。これは乱用ではなく薬物を過用に摂取したための頭痛です。実は米国や欧州ではこの頭痛は薬物多用頭痛と言っているのです。英語ではMedication Overuse Headacheであり薬物多用頭痛と翻訳されるべきたったのです。それを日本の頭痛学会専門医の重鎮達が薬物乱用頭痛と翻訳したのです。乱用というと英語ではAbuseでありそれは子供虐待(child abuse)や覚せい剤乱用(amphetamine abuse)などで使用されるabuseと同じ意味です。諸外国に比べこれらの言葉が身近な存在ではなかった我が国では乱用という言葉をOveruse(過用)の代わりに用いたのです。Overuseなんて「使い過ぎ」という意味ですがこれを二字熟語で表すことができないわけです。もちろん「過用」なんて言葉は私が今作った言葉です。困りかねた頭痛学会の重鎮の先生が「乱用」と持ってきたのです。でも誤った訳を持ってくるのには反対です。かつては痴呆症が相応しくないから「認知症」と変えて、変えたばかりの時は皆不自然だったのが現在では当たり前のように認知症と呼んでおります。同じようにOveruseをそのまま直訳した「過用」が採用されれば「薬物過用頭痛」と当たり前のように呼ばれる時代がくるのではないかと思います。

先日日本医師会から薬物依存症についての患者さんむけの小冊子が送られてきました。待合室に何冊かおいてくれとのことでした。しかし頭痛専門にしている私にはそれはできませんでした。なぜなら薬物乱用頭痛の患者さんが傷つくのではないかと思ったからです。薬物依存症とはご存知のように覚せい剤や麻薬に中毒になる状態です。「薬を辞めますか、それとも人間を辞めますか?」というキャッチフレーズがコマーシャルの時に流れていたのは記憶にあると思います。そのような犯罪に関連した結果起こる病態と薬物乱用頭痛の病態は全く異なる病態であることを患者さんのためにも強調したいと思います。

  • 片頭痛は片側性の頭痛である。これは正しいか?
  • 片頭痛=片側性頭痛ではなく片頭痛患者さんの40%の頭痛は両側性頭痛です。60%の頭痛のみが片側性の頭痛です。
  • 片頭痛発作はストレスが原因で起こりリラックスしていると起こらない。これは正しいか?
  • 片頭痛発作は確かに精神的・身体的ストレスにより誘発されますが、リラックスした時なども体を休める神経である副交感神経が興奮して頭痛を誘発させます。リラックスした時に出現する頭痛は緊張型頭痛ではないといっても過言ではないでしょう。
  • 片頭痛はチョコレート・チーズ・ナッツ・ソーセージ・ハム・赤ワインで誘発されるので避けた方がよいでしょうか?
  • 避けないでください。これらすべての食事を避けていたら人生の楽しみが半減するかも知れません。フランス料理やイタリア料理は食べられなくなるかもしれません。頭痛日誌などに食事内容など記録して頭痛との因果関係がある場合やこれらのある特定の嗜好品のみを飲食しすぎている場合などで注意するようにすればよいと思います。
  • 睡眠を多くとれば片頭痛は起こりにくいでしょうか?
  • 人それぞれにあった睡眠時間を規則正しくとることが必要です。徹夜や寝だめは頭痛誘発の要因になります。
  • 私は頭痛時に肩こりがあるので片頭痛でなく緊張型頭痛でしょうか?
  • 肩こりは片頭痛の症状でもあり緊張型頭痛の症状でもあります。肩こりの有無では片頭痛や緊張型頭痛を診断できません。片頭痛の発作の予兆や頭痛初期に肩こりは出現しやすいのです。
  • 頭痛が起これば頭を暖めてみたりマッサージをすればよいでしょうか?
  • 片頭痛の場合はこのような血液循環がよくなることを頭痛時に行うとたいてい症状が増悪します。その反面、緊張型頭痛では症状は軽快します。
  • 痛くなったらすぐセデスというコマーシャルがありますが、頭痛が起こればすぐに市販薬を飲むべきでしょうか?
  • 月に一回くらいの頻度の頭痛であれば市販薬も有効でありよいと思います。しかし多くの方は二回が三回になり三回が四回になってしまいます。しまいには薬剤の使用過多による頭痛になってしまいます。ある程度の頭痛はたまには市販薬を飲まずに過ごせる方が市販薬を飲んでよいのではないかと思います。市販薬などで効果が不十分だったり月に数日以上必要だったりする場合は、生活の質を上げるためには片頭痛様のトリプタン製材や漢方薬を服用したりすべきだと思います。
  • 子供が頭をぶつけて痛がっているから大丈夫というのは正しいでしょうか?
  • 酷くぶつけて痛がらないのは危険というのは正しいと思います。通常痛いだろうという痛みに対する反応が障害されており脳になんらかのダメージを来した可能性が強いと思います。しかし当然のことながら痛がっているから大丈夫とは言えません。
*くも膜下出血の頭痛の程度のピークは何分後か?

7〜8分後に来ることが多いとされております。ハンマーで殴られたような強い頭痛が急激に起こると言われておりますが実際に殴られたように瞬時に生じる痛みは少なく、痛みが始まって7〜8分後にピークが出現することが多いとされております。患者さんには「いつから頭痛が始まりましたか?」と質問しますが、「食事をしている時です。」とか「立ちあがってトイレに行こうと数歩歩いた時です。」など具体的に時間を覚えている時はくも膜下出血である可能性が高くなります。

当院における頭痛患者さんの統計

令和4年9月24日から令和5年9月23日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 467 171 296 1対2
前兆のない片頭痛 724 180 544 1対3
0〜11歳 18 13 5 3対1
前兆のある片頭痛 201 61 140 1対2
0〜11歳 4 4 0 -
群発頭痛 88 70 18 4対1
MOH* 128 41 87 1対2
50歳以上 36 4 32 1対8
(片頭痛に対する割合) 14% 17% 13% -

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

令和3年9月24日から令和4年9月24日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 660 213 447 1対2
前兆のない片頭痛 848 202 646 1対4
0〜11歳 26 11 15 1対1
前兆のある片頭痛 261 70 191 1対3
0〜11歳 5 2 3 1対1
群発頭痛 100 73 27 3対1
MOH* 186 37 149 1対4
50歳以上 40 10 39 1対4
(片頭痛に対する割合) 17% 17% 14% -

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

令和2年10月7日から令和3年10月6日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 467 139 328 1対2
前兆のない片頭痛 898 231 667 1対4
前兆のある片頭痛 242 73 169 1対3
群発頭痛 90 66 24 3対1
MOH* 182 27 155 1対6
(片頭痛に対する割合) 16% 9% 19% -

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

令和元年10月7日から令和2年10月6日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 302 126 176 1対2
前兆のない片頭痛 755 183 572 1対4
0〜11歳 31 10 21 1対2
前兆のある片頭痛 239 59 180 1対3
0〜11歳 2 0 2 -
群発頭痛 76 56 20 3対1
MOH* 158 33 125 1対4
(片頭痛に対する割合) 16% 14% 17% -

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

平成30年10月7日から令和元年10月6日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 283 107 176 1対2
前兆のない片頭痛 891 191 700 1対4
0〜11歳 35 19 16 1対1
前兆のある片頭痛 237 66 171 1対3
0〜11歳 8 6 2 -
群発頭痛 77 62 25 3対1
MOH* 150 24 126 1対5
(片頭痛に対する割合) 13% 9% 14% -

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

平成29年10月7日から平成30年10月6日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 304 113 191 1対2
前兆のない片頭痛 748 161 587 1対3
0〜11歳 31 15 16 1対1
前兆のある片頭痛 211 53 158 1対3
0〜11歳 5 1 4 -
群発頭痛 87 68 19 4対1
MOH* 159 29 130 1対4
(片頭痛に対する割合) 17% 14% 17%

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

平成28年10月7日から平成29年10月6日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 445 134 311 1対2
前兆のない片頭痛 666 166 500 1対3
0〜11歳 36 17 19 1対1
前兆のある片頭痛 179 53 126 1対2
0〜11歳 0 0 1 -
群発頭痛 54 43 11 4対1
MOH* 187 34 153 1対5
(片頭痛に対する割合) 22% 15% 24%

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

平成27年10月7日から平成28年10月6日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 440 151 289 1対2
前兆のない片頭痛 638 117 521 1対5
0〜11歳 22 12 10 1.2対1
前兆のある片頭痛 145 34 111 1対3
0〜11歳 0 0 0 1対1
群発頭痛 28 23 5 5対1
MOH* 239 41 198 1対5
(片頭痛に対する割合) 31% 27% 31%

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

平成26年10月7日から平成27年10月6日受診患者
全体(人) 男(人) 女(人) 男女比
緊張型頭痛 303 108 199 1対2
前兆のない片頭痛 319 53 266 1対5
0〜11歳 10 7 3 2対1
前兆のある片頭痛 93 31 62 1対2
0〜11歳 2 1 1 1対1
群発頭痛 25 21 4 5対1
MOH* 137 17 120 1対7
(片頭痛に対する割合) 33% 20% 37%

*MOH、薬剤の使用過多による頭痛

当院へ画像診断を依頼される先生へ
当院では昨年より以下の検査をしております。ご利用していただけると幸いに存じます。
  • MRI(要予約ですが当日でも可能な場合があります)*頭部MRI MRA VSRAD など*肩関節 膝関節 足関節 手指 頚椎 胸椎 腰椎 など
  • CT(要予約ですが当日でも可能です)*頭部 頚部 胸部 腹部 骨盤部
  • 骨密度(要予約ですが当日でも可能です)腰椎・大腿骨(指示なければ右のみ)
  • 脳波(火曜日と水曜日午前 完全予約)
  • 超音波検査(頚動脈・甲状腺・心臓・乳腺・腹部・下肢静脈など/火曜日と水曜日午前完全予約)

MRIとCTについては遠隔画像診断による放射線科医師の読影結果を検査翌日(翌日が休みの場合は休み明け)午後にFAXにてお知らせいたします。結果画像は患者さんにCDにコピーさせてお渡ししますが所有権は貴院にありますのでよろしくお願いします。

脳波についてはCDにて読み込み判読結果を添付させていただきます(脳波を紙で返却することはできません)。結果は一週間以内に郵送させていただきます(事情によりその場での返却も可能です)。

超音波検査についてはCDにて主要画像の読み込みと判読結果を添付させていただきます。当日にお返しできます(当院からは超音波画像はプリントアウトしません)。

画像診断ファーストチョイス一覧
画像診断依頼時に必要となる書類

頭痛・めまい・睡眠・てんかん・認知症・漢方と専門外来があるため半数以上の患者さんは遠方から来ていただいております。人口比からいうと安佐南区などは比較的、中区舟入(ふないり)の当院から離れているにもかかわらず多くの患者さんが来院されているようです。また中国5県・四国からの来院も最近は増えて来ております。みなさまの期待に応えれる診療を常々努力したく思います。