診療内容について(めまい)|まひ・しびれ・ろれつが回らない(脳梗塞・脳血栓・脳出血)/めまい・ふらつき・嘔吐(脳梗塞・脳腫瘍・良性発作性頭位めまい症・メニエール病等)/頭痛(片頭痛[偏頭痛]・緊張型頭痛・群発頭痛・薬剤の使用過多による頭痛・くも膜下出血・脳腫瘍・その他の二次性頭痛)/物忘れ(アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・正常圧水頭症等)/眼瞼・顔面のけいれん(片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頸)/手足の筋肉がつっぱったり痺れる(筋萎縮性側索硬化症・重症筋無力症・多発性硬化症・上肢痙縮・下肢痙縮)/パーキンソン病・橋本脳症

診療内容

てんかんとはどんな病気?

てんかんは脳の病気で、てんかん発作を繰り返します。年齢、性別、人種に関係なく発病します。大脳の神経細胞(ニューロン)は規則正しいリズムでお互いに調和を保ちながら通常は、電気的に活動しています。てんかんは、この神経細胞に激しい電気的な興奮がおこり、過剰な電気が発生して発作が起こります。この穏やかなリズムを持った活動が突然崩れて、激しい電気的な乱れ(ニューロンの過剰発射)が生じることによって起きるのが、てんかん発作です。 てんかんのある人は人口の0.5から1.0%です。発病年齢は3歳以下の小児が最もおおく、成人になると発病者は減ります。そして、加齢に伴い発病者が増えていきます。

てんかん発作はどうして起こるの?

脳の電気信号の乱れが原因です。脳の中で、この電気的な異常が起こる部位によって、てんかん発作の症状は異なります。例えば、手を動かす部位の神経細胞の異常興奮なら、手がけいれんしますし、記憶の部位の興奮なら異常行動をきたします。

脳の働き

ヒトの脳は哺乳類の中で最も大きく、複雑な働きをしてます。真ん中の溝で、左右に分かれます。右半球は右脳で、左半球は左脳です。右脳が左半身、左脳が右半身の神経を調整したり五感の情報を入力します。 さらに、脳の機能と部位により、前は前頭葉、てっぺんは頭頂葉、横は側頭葉、後ろは後頭葉と四つにわかれます。

前頭葉

思考、推理、理性、学習、選択などの高度な機能や、手足など、体の各部位を動かす司令をだす機能があります。

頭頂葉

皮膚や耳などから入る感覚の情報を分析したり、空間や左右を認識します。

後頭葉

人の顔や物や風景など、目にはいる情報を分析します。

側頭葉

耳からはいる音や言葉の情報を認識します。また、情動や記憶などにも関係します。

当院へ画像診断を依頼される先生へ
当院では昨年より以下の検査をしております。ご利用していただけると幸いに存じます。
  • MRI(要予約ですが当日でも可能な場合があります)*頭部MRI MRA VSRAD など*肩関節 膝関節 足関節 手指 頚椎 胸椎 腰椎 など
  • CT(要予約ですが当日でも可能です)*頭部 頚部 胸部 腹部 骨盤部
  • 骨密度(要予約ですが当日でも可能です)腰椎・大腿骨(指示なければ右のみ)
  • 脳波(火曜日と水曜日午前 完全予約)
  • 超音波検査(頚動脈・甲状腺・心臓・乳腺・腹部・下肢静脈など/火曜日と水曜日午前完全予約)

MRIとCTについては遠隔画像診断による放射線科医師の読影結果を検査翌日(翌日が休みの場合は休み明け)午後にFAXにてお知らせいたします。結果画像は患者さんにCDにコピーさせてお渡ししますが所有権は貴院にありますのでよろしくお願いします。

脳波についてはCDにて読み込み判読結果を添付させていただきます(脳波を紙で返却することはできません)。結果は一週間以内に郵送させていただきます(事情によりその場での返却も可能です)。

超音波検査についてはCDにて主要画像の読み込みと判読結果を添付させていただきます。当日にお返しできます(当院からは超音波画像はプリントアウトしません)。

画像診断ファーストチョイス一覧
画像診断依頼時に必要となる書類

頭痛・めまい・睡眠・てんかん・認知症・漢方と専門外来があるため半数以上の患者さんは遠方から来ていただいております。人口比からいうと安佐南区などは比較的、中区舟入(ふないり)の当院から離れているにもかかわらず多くの患者さんが来院されているようです。また中国5県・四国からの来院も最近は増えて来ております。みなさまの期待に応えれる診療を常々努力したく思います。